「すごく寝るか」「寝ないか」しかない発達障害の旦那

ネスケとの生活


わたしは専門家ではありません。
発達障害と診断されている旦那ネスケとの日々と、旦那実家との日々を漫画にしています。

わたしが調べたことや、旦那ネスケと生活する中で気づいたことなどを書いています。
※旦那の家族は、発達障害と診断はされていません。


2話目はこちら⇩



すごく寝るか、寝ないかしかない発達障害の旦那

虚脱状態に入ったネスケは、10時間以上の睡眠が当たり前。

少なくても3日は10時間以上の睡眠が続く。


いつも虚脱状態に入ると、10時間以上は寝続ける。

けれど、今回は荒れすぎているし、寝すぎている。

あとは、虚脱状態からの「怒り」に対して本人は「怒ってはいない」と言うんですよね。



精神不安定で荒れているけれど、睡眠も荒れている

発達障害の旦那も妻も困ること

ネスケの睡眠は、日々荒れている。

ネスケの睡眠が気になったわたしは、ネスケの睡眠時間の記録をつけてみたんです。

2か月ほどは、ネスケの睡眠時間だけでした。

ネスケ
ネスケ

こうやって見えるようにしてみると面白いね。

ネスケ子の睡眠もつけてみなよ。


ということで、わたしとネスケの睡眠時間を記録をつけてグラフにしてみました。

発達障害の旦那の1か月の睡眠時間をグラフにしてみました。
赤の線がネスケの睡眠、青の線が妻ネスケ子、オレンジは理想とする8時間です

ネスケの睡眠は、寝るか寝ないかの両極端なことが見て分かります。

わたしの睡眠は、少ないとはいえ安定しています。

発達障害の旦那の1か月の睡眠時間をグラフにしてみました。
同じ6月の睡眠時間のグラフです

棒グラフで見てみると、ネスケの睡眠の乱れがより分かりやすいかもしれません。

ネスケが寝ている時は、わたしも早めに寝ることができるため睡眠時間が多めになります。

睡眠が多い時は『虚脱状態』に入っています。

そして、睡眠時間が少ない時は『過集中』になっています。

集中の程度(内容や時間)によって、虚脱の期間も長くなるようです。

他にも『苦手なことをした』、『嫌なことがあった』時にも寝続けます。

発達障害の特性から
睡眠が乱れる原因
(ネスケの場合)

  • 過集中の疲れ
    (虚脱状態など)


  • 苦手なことをした疲れ


  • 特性が原因となり疲れやすい
    (人一倍疲れやすい)

  • 神経を尖らせていることの疲れ

  • 何らかの睡眠障害

  • 寝逃げ
    (喧嘩や苦手なことから)


  • 激しく精神的に落ち込む
    (自己否定)



    などなど

『ADHDの特性を持つ方の60%~80%が『日中の眠気、不眠症、睡眠相後退症候群、睡眠不足、むずむず脚症候群、睡眠呼吸障害』などの、睡眠障害の症状がある』という論文もあります。

(2012年にカナダのADHDの専門家の方(Umesh Jain)が、いくつか論文をあげています。)


ネスケ子
ネスケ子

寝すぎるのは困るかもしれないけどさ。

わたしからするといっぱい寝られて羨ましいよ。
(嫌味ではない)


ネスケ
ネスケ

全然良くないよ。

予定があっても、寝ていて何もできないし。

起きていようとしても、「虚脱」だと動けないんだよ。

寝たくなくても寝ちゃうし、動けない。

起きて時間を見た瞬間落ち込む…。

それで、ふて寝するんだよ。


以前のわたしは、ネスケが寝てばかりなことに苛立っていました。


ネスケ子
ネスケ子

寝ていて話もできない、家のことも何もしてくれない。

起きていてもイライラしているから、ムカつく。

現在のわたしは、「とにかく寝てくれ」一択です。


1話から読む


わたしの旦那は発達障害
私の旦那は発達障害もよろしくおねがいします。

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