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旦那の話は「俺は」はあるけれどわたしのことは出てこない
発達障害の特性を勉強していて思ったこと。
『あ、これが客観視することが苦手というやつか。』
ネスケは「俺は」と、ネスケのことを優先させた話を多々する。
毎回「ならわたしは?」と、聞きます。
「でも」とか「だけど」などの後に「俺は」の繰り返しです。
わたし側の(相手側の)視点や考えへの切り替えが難しいようです。
「俺は」ばっかりの旦那に苛立つ妻
「俺は」「俺は」以外にも「俺ばっかり!」ということも多いネスケです。
自分が感じていること、自分が見えていることは、当然自分のことなので分かっています。
ですがASD(自閉スペクトラム症)の特性を持つネスケは、相手の目線に立つことが苦手。
わたしが読んだ本には「定点観測者」とされていました。
(大人の発達障害 生きづらさへの理解と対処 (健康ライブラリー)監修:市橋 秀夫)
定点観測者とされる方は、相手の立場に立つことが苦手。
この部分が、人の気持ちや状況が分からないということになるようです。
心の移動が出来ずに1つの点からも物事をみる。
ネスケの視点から離れることが出来ず、わたしがいくら「俺は?ならわたしは?」と言っても相手の立場に立つことができない。
ネスケの「俺は?」を認めないわたしを責めることだってあります。
お前はなんで認めないんだっ!
俺は先から言っているだろっ!
いや、だからさ…。
ネスケの言っていることは分かるけど。
それだとわたしが困るんだよ。
わたしは?わたしはどうすればいいの?
こんなやり取りを今まで何回繰り返してきたか…。
今回の内容を、
ネスケは、ネスケ子のスマホを借りたい。
- ネスケ子のスマホが必要
- 遊ぶわけではない
- いつも借りている
- 今ネスケ子のスマホが必要
これ全部ネスケの都合です。
そもそも、わたしのスマホ。
「貸したくない。」と、わたしが言っても
じゃあ俺はどうするんだよっ!
知らんよ…。
いや本当に「知らんよ…。」って思う。
わたしは『中古のスマホを買う。』という提案をしています。
ネスケは、『スマホがあるのに、もう1台買うなんて無駄!必要ないっ!』と言います。
ネスケが「俺は」しか言わない時は、相手側であるわたし目線を見ることができていない。
相手の立場に立つことができないならば、わたし側の立場(状況など)を気づかせることが必要。
ただ、ネスケが興奮している場合は話ができない。
落ち着くまで離れることしかできません。
お互いが落ち着いた時に、わたしが「ネスケを優先させると困る」という説明をするしかない。
まあ、毎回わたしが言いたいことは
何でもいいから
わたしの話を聞いてくれ
まず、落ち着け
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