「俺は」とは言うけれど相手のことは?

ネスケとの生活


わたしは専門家ではありません。
発達障害と診断されている旦那ネスケとの日々と、旦那実家との日々を漫画にしています。

わたしが調べたことや、旦那ネスケと生活する中で気づいたことなどを書いています。
※旦那の家族は、発達障害と診断はされていません。





3話はこちら⇩





旦那の話は「俺は」はあるけれどわたしのことは出てこない


発達障害の特性を勉強していて思ったこと。

『あ、これが客観視することが苦手というやつか。』



ネスケは「俺は」と、ネスケのことを優先させた話を多々する。

毎回「ならわたしは?」と、聞きます。

「でも」とか「だけど」などの後に「俺は」の繰り返しです。

わたし側の(相手側の)視点や考えへの切り替えが難しいようです。




「俺は」ばっかりの旦那に苛立つ妻

「俺は」「俺は」以外にも「俺ばっかり!」ということも多いネスケです。

自分が感じていること、自分が見えていることは、当然自分のことなので分かっています。

ですがASD(自閉スペクトラム症)の特性を持つネスケは、相手の目線に立つことが苦手。

わたしが読んだ本には「定点観測者」とされていました。
(大人の発達障害 生きづらさへの理解と対処 (健康ライブラリー)監修:市橋 秀夫)

定点観測者とされる方は、相手の立場に立つことが苦手。
この部分が、人の気持ちや状況が分からないということになるようです。

心の移動が出来ずに1つの点からも物事をみる。

ネスケの視点から離れることが出来ず、わたしがいくら「俺は?ならわたしは?」と言っても相手の立場に立つことができない。

ネスケの「俺は?」を認めないわたしを責めることだってあります。


ネスケ
ネスケ

お前はなんで認めないんだっ!

俺は先から言っているだろっ!


ネスケ子
ネスケ子

いや、だからさ…。

ネスケの言っていることは分かるけど。

それだとわたしが困るんだよ。

わたしは?わたしはどうすればいいの?


こんなやり取りを今まで何回繰り返してきたか…。



「俺は」ばっかり旦那
その理由(ネスケの場合)

  • 自分を客観視できない
  • 状況を理解していない
  • 強いこだわりが出ている
  • 認知のゆがみが生じている




今回の内容を、

ネスケは、ネスケ子のスマホを借りたい。

  • ネスケ子のスマホが必要
  • 遊ぶわけではない
  • いつも借りている
  • 今ネスケ子のスマホが必要


これ全部ネスケの都合です。

そもそも、わたしのスマホ。

「貸したくない。」と、わたしが言っても

ネスケ
ネスケ

じゃあ俺はどうするんだよっ!


ネスケ子
ネスケ子

知らんよ…。

いや本当に「知らんよ…。」って思う。

わたしは『中古のスマホを買う。』という提案をしています。

ネスケは、『スマホがあるのに、もう1台買うなんて無駄!必要ないっ!』と言います。

ネスケが「俺は」しか言わない時は、相手側であるわたし目線を見ることができていない。

相手の立場に立つことができないならば、わたし側の立場(状況など)を気づかせることが必要。

ただ、ネスケが興奮している場合は話ができない。

落ち着くまで離れることしかできません。

お互いが落ち着いた時に、わたしが「ネスケを優先させると困る」という説明をするしかない。



まあ、毎回わたしが言いたいことは


ネスケ子
ネスケ子

何でもいいから

わたしの話を聞いてくれ

まず、落ち着け


1話から読む


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